“小学4年生の娘がどうしても中学受験をしたいとのことで、塾(四谷大塚)に通い始めました。
初めはご機嫌に勉強をしていたのですが、競争の激しい塾のため毎週テストがあり、月一回は成績順に分けられるクラス替えの機会があり、なかなか上位クラスに入れず低空飛行が続きました。
1年も経ち、本人としては「いくら頑張っても無理だ〜」と、モチベーションがだだ下がっていることが目に見えてわかるようになってきました。
親としては「なんとか成功体験を積ませないと!」と熱を込めて勉強の指導をするのですが逆効果。
ついに自室で問題集の答えを写している姿を目撃してしまいました。
その瞬間、「あんたがやりたいって言い出したことでしょ!」「こんなに毎月万単位の学費払っているのに答えを写すってどういうこと?」「なんでこれぐらいの問題ができないの」とさまざまな感情が吹き出してしまい大激怒してしまいました。
結果、その日から1週間ほどは冷戦状態が続きましたが、冷静に考えてみると答えを写したい人間などいるわけはなく、その時に本人にとって無理な要望をしていただけなのだということに気づきました。
もう一度冷静になって、中学受験をなぜしたかったのか、勉強してみてどんな印象だったのか、目指していきたいことと課題は何かなど、しっかりと話し合い、「最近ちっとも褒めてくれない」「答え合わせが怖くて間違えられない」など本当の気持ちを聞き出すことができ、いかに親として未熟だったのか気付かされました。
いまは成績はまだまだ低空飛行ですが前向きに楽しく問題に向かっており、親と子が心を通いあわせることの大切さを実感しています。
問題集の答えを写す娘への激怒