NTTの大規模言語モデル「tsuzumi」は、2024年3月から法人向けに商用サービスが開始されています。
tsuzumiの主な使い方としては、オンプレミス環境での利用が可能で、企業内データを外部に出すことなく安全に学習・運用できます。
NTTグループのデータセンターでのプライベートクラウド利用や、パブリッククラウド利用も可能です。
tsuzumiのソリューションメニューには、CXソリューション（コンタクトセンターのオペレータ支援など）、EXソリューション（業界別の知識が求められるマニュアル検索や議事録作成など）、運用サポートソリューション（IT運用の自動化など）があります。
チューニング方法としては、プロンプトエンジニアリング、フルファインチューニング、アダプタチューニングの3つの方法があり、特定業界や用途に合わせた知識の追加学習が可能です。
tsuzumiのメリットとしては、軽量性による低コスト、高い日本語処理性能、業界/組織データへの柔軟な適用、マルチモーダル対応、セキュリティ確保が挙げられます。
一方、デメリットとしては、言語の制限（現時点では日本語と英語のみの対応）、大規模モデルに比べた能力の制限、セキュリティリスク、倫理的課題が挙げられます。
tsuzumiの導入事例としては、医療分野でのデジタル患者記録の構造化、コールセンターの自動化、製造業での価値チェーンの変革、ソフトウェア開発支援、デジタルイベントの実施、分散データセンターの構築などがあります。
具体的な料金は未公開ですが、利用目的やカスタマイズ内容、利用環境によって個別に見積もられる形になります。
詳細については、tsuzumiの使い方 メリット・デメリット 料金は？をご覧ください。
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tsuzumiの使い方とメリット・デメリットを徹底解説